数学が教えてくれること · 08日 5月 2026
今、君たちはシャーペンとノートを使って勉強してるよね。でもさ、ちょっと考えてみてほしい。大昔、紀元前の人達は、ノートもシャーペンも持ってなかった。どうやって勉強していたんだろう?想像してみて。地面に棒っこで文字を書いていたのかも。紙もないし、ペンもない。夜になったら暗くて何も書けない。そう考えると、”覚えること、復習することが今より何十倍も大変だった”のがわかるよね。昔の人は、今の君達みたいに「学校で習ったことを家で復習したいけど、道具がなかったからできない…」なんていう状況だった。夜は真っ暗だし、紙もペンもないし、たとえ覚えたことも、すぐには確認できない。その時代に生きていた人たちに比べると、”君たちは本当に恵まれている。”いや”恵まれすぎてるくらい!” だからこそ考えてほしい。「家で復習せずにゲームばかりやっちゃっていいいの?」って。大昔の人たちは、勉強したくてもできない環境の中で必死に学んでいたんだよ。今の君達は、ノートもペンも、教科書も暗くない部屋も、全て揃ってる。なら、大いに使わせてもらおう。さあ、勉強してみようか。
数学が教えてくれること · 06日 5月 2026
前回(5/2)の続き・・・だって、何千年もかけて作られた公式を、テストの数分間で越えられるはずがない。その瞬間だけ都合よく「新しい魔法みたいな公式」を思いつくなんて、まず無理無理。だからこそ、教科書や授業で出てくる公式は、「めんどくせぇな…」と思いつつも、素直に受け止めて覚えたほうが絶対得。これはもう鉄板で近道。そして、学校や塾で先生が「このやり方が一番いいよ」「こう覚えると簡単だよ」という方法も、素直に取り入れるのが一番楽。勉強は、素直に聞く→覚える→練習する→身に付く。この流れができた人が勝ちなんだ。みんなも、今その長い歴史のバトンを受け取ったところ。ゆっくりで良いから、前の人たちが歩いてきた道を一緒に進んでいこう。君達なら絶対できるはず。
数学が教えてくれること · 03日 5月 2026
先生が授業中によく言ってるよね「今、君たちが勉強してる数学って、実はめちゃくちゃ昔からあるさ」と。どれくらい昔かというと…紀元前300年とか、マジそのあたり。今から約2,300年前だ。まだ日本には卑弥呼もいない頃。世界はギリシャが賑やかだった時代。そう考えると凄くない?今、君たちが「むずっ!」って言いながら解いてる問題を、何千年も前の人たちも同じように解いてたんだよ。しかも、それは君達だけじゃなくって、君たちの親世代も、おじいちゃん・おばあちゃん世代も、もっと言えば明治時代の人も、ず----っと昔から、人類は同じ数学の考え方を受け継いできたわけ。だからね、「なんで今の自分たちだけが数学やらされるんだよ…」って思うかもしんないけど、安心して。君達だけじゃない。みんな誰もが通ってきた道なんだ。もちろん、先生もだよ。数学の公式も、適当に誰かが作ったものじゃなくって、長い長い時間をかけて「これで間違いない!」と証明されてきたものなんだ。だから、テストのときに「公式覚えてないから、自分で適当に編み出して書いてみるか…」ってやると、そりゃ不正解になるよね・笑。だから、素直に覚えたほうが得だよ。
数学が教えてくれること · 20日 4月 2026
お金や株、仮想通貨のニュースを見て、「数字が多すぎてよく分からない」と思ったことはない?実は、ここでも数学が欠かせないんだ。価格の変化、利益の計算、リスクの評価…すべて数学の力で整理されているんだよ。
たとえば、株価の推移をグラフで見たり、過去の値動きから将来の動きを予測したりするのは、関数や統計の考え方を使っている。投資の世界では、数字の変化のパターンを読み取る力が成功の鍵になるんだ。家計管理でも同じで、収入と支出の関係を理解して計画を立てるのは、日常生活での経済数学の応用だね。
学校で習う「微分」や「確率」の考え方が経済分析で使われる。株価の上がり下がりの速さや、投資の成功確率を計算することで、より合理的な判断ができる。
つまり、数学を学ぶことで、ニュースや日常の数字の見方が変わる。経済の動きを理解し、自分の生活や将来の選択に活かせる力が身につくんだね。
数学が教えてくれること · 12日 4月 2026
フラクタルは、「同じ形が繰り返し小さく現れる不思議な形」のこと。たとえば、ブロッコリーやシダの葉、雪の結晶を見ると、全体の形と部分の形が似ていることに気づくよね。これが自然界のフラクタルの例なんだ。
フラクタルは数学でも表現できる(未来大の授業でやった)。簡単なルールを繰り返すことで、どんどん複雑な形を作り出せるんだ。たとえば、三角形を小さく分けて繰り返す「シェルピンスキーの三角形」や、線を分割して作る「コッホ曲線」など、紙の上でも描けるんだよ。
フラクタルは「自己相似性」と「無限に続く複雑さ」を持つ形として研究されている。CGやゲームの自然描写、画像圧縮やシミュレーションにも応用されていて、数学と現実世界をつなぐ橋渡しになっているんだ。
つまり、フラクタルは単なる図形ではなく、自然やデータの中に隠れたパターンを理解する数学の道具。数学を使えば、身の回りの複雑な現象を美しく整理して見ることができるんだよ。
数学が教えてくれること · 08日 4月 2026
ネットバンキングやSNS、オンラインゲーム…今の生活はデジタルなしでは考えられない。でも、こうしたサービスで安全に情報をやり取りできるのは、数学が支えているからなんだ。情報を守るための仕組み、それが「暗号」だよ。
暗号は、平文(普通の文章)を数字や記号のルールに従って変換し、第三者には意味が分からない形にする方法。大事なのは、ただ隠すだけじゃなく、必要な人が正しく読み取れるように計算されていること。ここで使われるのが、数列や代数、素数などの数学的知識なんだ。たとえば、公開鍵暗号では、大きな素数を使った掛け算と割り算の性質で情報を安全に守っているんだよ。
暗号の安全性を支える「素因数分解」は、今のコンピュータでも簡単には解けない計算問題として知られている。これにより、銀行や通販の情報は外部から盗まれにくくなっているんだね。
つまり、数学を理解すると、身近な情報社会の仕組みや安全の秘密が少し見えてくる。次回は、この暗号の仕組みを実際に遊びながら体験する方法を見ていこう。
数学が教えてくれること · 30日 3月 2026
数学は数字や計算だけの学問と思っていないかな?実は、光や音、化学反応など、自然現象を理解するためには数学が欠かせないんだ。たとえば、光の屈折や反射の角度、音の波の性質を理解するには三角比や波の関数を使う。目に見えない現象を数字や式で表すことで、仕組みがはっきり見えてくるんだよ。
さらに、化学では反応速度や濃度の変化をグラフや関数で表すことが多い。これを理解すると、どの条件で反応が早くなるか、遅くなるかを予測できるんだ。自然界のルールを数学で表現することで、ただの感覚や経験だけでは分からないことも、論理的に理解できるようになるんだね。
大学で履修する「微分方程式」は自然現象の変化をモデル化する強力な道具。物理や化学の変化を式で表し、未来の状態を予測することができる。
つまり、数学は学校の計算問題だけでなく、科学を理解したり、自然現象を予測したりするための道具でもある。次回は、AIや技術分野で数学がどう活かされているかを見ていこう。数学は私たちの世界を読み解くカギなんだ。
数学が教えてくれること · 26日 3月 2026
スマホアプリや家計簿、運動アプリを使うとき、数字が自動で変化していく場面を見たことあるかな?これも関数の考え方が活きているんだ。関数(Function)とは「ある値に応じて別の値が決まるルール」のこと。入力Xに対して出力Yが決まる、と考えるとわかりやすい。
例えば、歩数計アプリなら歩いた歩数に応じて消費カロリーが計算される。家計簿では、毎月の支出に応じて残高が変化する。こうした「入力→出力」の関係を理解すると、自分の生活やゲームの状況を予測しやすくなる。
中学で習う「一次関数(直線)」や「二次関数(1回だけ曲がる曲線)」を使うと、増減の傾向をグラフで見やすくできる。消費や運動量の変化が緩やかか急かを直感的に理解できるし、計画を立てる助けになるね。
つまり、関数を理解すると、数字の変化を読み取り、将来の結果を予測したり、生活や学習の計画を立てたりできるようになるわけ。次回は、この関数の力を応用して、科学や自然現象の理解にどうつながるかを見ていこう。
数学が教えてくれること · 24日 3月 2026
今回は「数理モデルとシミュレーション」、つまり現実世界の仕組みを数学で表して、予測や分析をする力について考えてみようか。
日常生活やゲームの世界でも、ある出来事の結果を予測したいときがあるよね。例えばゲームの戦略やスポーツの試合結果、災害の影響予測など。こういうとき、現実の複雑な状況を数字や式で表すのが数理モデルだ。そして、そのモデルを使ってシミュレーションすることで、結果のパターンを予測できるんだ。
はこだて未来大学で習う「微分方程式」を使ったシミュレーションがある。これは、変化の速さを数式で表し、未来の状態を計算する方法で、物理現象や人口増減、感染症の広がりの予測などでも活用されているんだ。(PCでプログラミングしてグラフに表す)
つまり、数理モデルとシミュレーションを理解すると、単なる計算だけでなく、未来の出来事を予測したり、最適な行動を考えたりできる力が身につく。次回は、この考え方をもっと身近な現実の問題に応用して、意思決定や戦略の立て方について見ていこう。数学はただの数字じゃなく、未来を読むツールでもあるんだね。
数学が教えてくれること · 13日 3月 2026
みんな、ゲームで「レベルアップに必要な経験値が毎回少しずつ増える」って感じたことあるかな?これ、実は「数列」の考え方で整理できるんだ。数列とは、「あるルールに従って並ぶ数字の列」のこと。毎回10ずつ増える、2倍ずつ増える、前の2つの数字の合計が次になる…こんな規則も数列で表せるんだよ。
大島学習塾で習う「等差数列」は、最初の第一歩。他にも色々あるんだけど、特に「漸化式」は、前の数字から次の数字を計算するルールのこと。たとえばゲームのスキルポイントや貯金の増え方を、前の回の結果から計算できるようになるんだ。漸化式を理解すれば、あと何回戦えば目標の経験値に届くか、貯金目標にいつ到達するかも予測できる。生活の計画やゲーム攻略のシミュレーションも自分で作れるようになる。前の2つの数字の合計で次の数字が決まる「フィボナッチ数列」も漸化式の一例で、自然界のパターンやコンピュータのアルゴリズムにも使われているんだ。つまり、数列と漸化式を理解すると、ゲーム攻略や生活の予測だけでなく、将来の計画や効率的な行動まで、自分で整理して考えられる力が身につくのさ。