数学は3000年続くゲーム

数学3000年ゲーム④二次関数
数学は3000年続くゲーム · 28日 5月 2026
グラフにすると、なぜか美しい。それが二次関数。例えばY = X^2。このグラフはU字型曲線、放物線になります。まっすぐでも、ギザギザでもない。滑らかに曲がりながら、ある一点を境に形が変わる。その特別な一点が「頂点」。ここが、一番低い(または高い)場所。そして、この点を通る縦の線を軸にして、左右がピッタリ対称になってる。式で見ると、Y = aX^2 + bX + c あるいは、Y = (X - p)^2 + qと表される。特に後者の形では、頂点が( p, q ) とすぐにわかるようになっている。つまり二次関数は、「どこが一番か」を教えてくれる式でもあるわけ。この考え方は、現実でも役立つさ。ボールの軌道。投げると上がって、止まり、落ちる。その一番高い瞬間が頂点。二次関数とは「変化の中にある”最も重要な一点”を見つける」時に使えるわけ。ただ増えるわけではない。途中に意味があって、その美しさが、放物線に詰まってるんです。

数学3000年GAME③:連立方程式
数学は3000年続くゲーム · 19日 5月 2026
「連立方程式って、実は4000年前の人たち(古代バビロニア:BC1800年)も使っていたんだよ」彼らが連立方程式を考えた理由は、めちゃくちゃ生活に直結した”困りごと”だった。例えば、「パンを▢個作るには麦がどれだけいる?」「二つの畑の収穫量を合わせたらこれくらいだけど、それぞれの畑では実際どれくらい採れた?」みたいな、暮らしの中で必要な”2つの条件から2つの数を同時に求める問題”を解く必要があったんだね。計算方法を発展させたのが、中国の数学者 張丘建(紀元前1世紀ころ)。彼は「算数書」という本の中で、現代の連立方程式とほぼ同じ考え方を紹介しているよ。今の方程式とほぼ同じことを、竹の棒を使って並べながら計算してたらしい。今よりずっと大変だよね。このころにはもう「算数」と呼ばれていたってことか。じゃぁ、連立方程式を覚えると何ができるの?それはズバリ、「条件が2つ以上ある問題を、スパっと解ける」ようになる。2種類の金額の合計から、それぞれの数を求める。速さと時間の関係をまとめて考える。濃度の混ぜ合わせ問題を整理する。こんな複雑そうに見える問題が、連立で一気に片付くさ。

数学3000年ゲーム②:一次方程式
数学は3000年続くゲーム · 14日 5月 2026
一次方程式「ax + b = c」を解くという考え方は、紀元前200~300年ごろには既に形になっていた。エジプトのリンド・パピルスにも解法のヒントがあり、のちにギリシャやインドで「未知数を求める」という概念が育っていった。現代の私たちが学ぶ一次方程式も、その長い歴史の上にあります。例えば2x+3=11 このxは、まだ正体のわからない数。でも数学は、勘で当てる学問ではありません。ルールに従えば(←ここ大事)、必ず答えにたどり着けます。さっきの例題では、先ず両辺から3を引き、次に2で割るとx=4 これで、隠れていた答えが見つかりました。では、なぜ、両辺から同じ数を引いたり、同じ数で割ったりしてよいのでしょう?それは方程式が、”天秤のつり合い”と同じだからです。先生が授業でよくいってるように、左右がつり合っているなら、両方に同じ操作(←ここ超重要)をしても、そのバランスは崩れません。なので、一次方程式とは「釣り合いを保ったまま、見えない答えを見つける方法」なんです。3000年もの間、人類が磨き続けてきた”未知なるものを解き明かす技術”。その最初の一歩が、一次方程式だったんです。

数学は、3,000年続くゲーム①ピタゴラスの定理(紀元前500年ごろ)
数学は3000年続くゲーム · 11日 5月 2026
ピタゴラスの定理(紀元前500前ごろ): 三平方の定理、つまり「a²+b²=c²」。これは紀元前500年ごろ、古代ギリシャの数学者ピタゴラスの仲間たちが体系化したと言われてるんだ。でも、実はこの考え方、もっと前の古代バビロニア(BC1800)の粘土板にも記録が残ってて。つまり、人類が2000年以上前から使い続けてきた”超ロングセラー公式”というわけ。ピタゴラスは数学者でもあり哲学者。数学こそ世界を説明する鍵だと考えていた人で、弟子たちとともに「数の研究チーム」みたいな集団を作っていた。そのチームが「直角三角形にはある法則が必ず成り立つぞ!」と気づいたことが、この公式の始まり。この公式が登場したことで、距離を正確に測れるようになったさ。例えば、川を渡らなくても対岸までの距離を計算出来たり、家や神殿の建設でまっすぐを測ったりするのに役立ったんだ。今、君たち生徒が覚えるメリットは?ずばり、距離を正確に計算する力が手に入ること。図形の問題だけでなく、入試の応用問題、座標の距離、更には高校のベクトルまでつながっていく。数学でいうところのの「レベル解放のスキル」みたいなもんだ。