中学受験

地図帳を開きながら東海道を
中学受験 · 15日 4月 2024
児童は先日、東京への飛行機で、母親と眼下に見える山を見ながら、奥羽山脈だ、などと会話してたそうです。こういうのいいですよね。前回の授業で、東京から名古屋方面に向かう東海道の話題になりました。富士山を飛行機からは見たことがあるけど、下からは無いそうです。二人で地図を広げ、学習した山や川などの復習をしました。♪汽笛一斉新橋を~。新幹線で東京を出たら、伊豆半島だね、右手側に富士山が見えるよ。「富士山、見てみたいなぁ」。急流・富士川の次は大井川だ。昔は橋が架かってなかったんだよね。人が肩車して運んでたんだ。江戸を守るためなんだけど、洪水で渡れない時は宿泊しなきゃいけない。宿もできる。人が集まる。ここを境に文化も変わったさ。天竜川では渡し舟で渡ってたよ。「天竜川はどこから?」「諏訪湖!」。浜名湖見えた。ウナギを掴むポーズ。地図上で伊勢神宮が見えました。「壬申の乱のとき、大海人皇子が吉野から出て、途中伊勢神宮のほうに向かって拝んでから不破関へ行ったんだよね」。志摩半島の、ここは何湾?私は、顎をさすりながらヒントを出します。「髭湾!」爆笑!これで覚えてくれたでしょう。真珠だよ。美樹本だよ。

中学受験 · 19日 3月 2024
最後に、お伝えしといたほうが良い大切なことがあります。実は、この児童の保護者様は、子供が一生懸命勉強に取り組んでるので、大人も何か勉強しようと、夫婦別々に資格勉強を行ってました。親が勉強する姿を見て、子供も自ら勉強するのが当たり前と捉えます。やらされてる感全くないはず。とても良い環境を構築されました。この様に中受は、決して塾だけの力だけでは成し遂げられません。保護者様のご協力があってのラサ中合格だと思います。
中学受験 · 04日 3月 2024
弊塾が目指すラサ中合格は、1次ではなく2次試験で、になります。今回、国語は読解力をつけるために論理的思考用テキストを使いました。中学生向けですが小4から使えます. 秋頃から、要約文のポイントのズレが減り、ほぼほぼ正解してきました。と、同時に数学の不正解も減りました。文を読むことに慣れてきたので、数学でも手が止まった時は、問題文を読み直すようになったのです。これは大きな変化でした。途中で諦めない。解いてて違和感を覚えたときは、問題文を読み直し自分の勘違いに気が付くようになったのです。国語力が普通になる(笑)と他の科目も自然と点数が上がりました。数学が得意になると、理科の計算問題も解けるようになります。なので目安としては、数学は入試までに中2レベルの数検4級合格を目指します。理科は、中3までの薄いテキストを1冊さらっとやっておくと良いでしょう。分厚いとやるの嫌になっちゃいますからね。社会科は、マンガの日本の歴史シリーズがお奨め。試験後の本人談:算数は8割は解けたそうです。やはり、「数学を制する者は中学合格を制す」ですね。
中学受験 · 02日 3月 2024
ラ・サール中学の合格をもぎ取りました。まさにジャイアントキリング。おめでとう!私の自宅はラサールの近くなので昔から生徒達をよく見かけますが、ラサ中に合格したこの児童はラサ中生っぽくないです。一度、直前までどこかで遊んでたのか髪に藁つけたまま塾へ来たことがあります・笑。入塾したのは小4で、当時はとびぬけて勉強ができるタイプではありませんでした。でも、入塾時に保護者様から「以前は某学習教室に通っていたので、自宅で勉強する癖はついてます」と聞き、私は”この子はもしかして大化けするも”と、微かな希望を感じました。そして、この児童が弊塾初の中学受験生になりました。今まで中受希望者はいませんでしたが、開塾時から算数・数学検定に取り組み、小6で数検3級合格者が2名でました。今回合格のこの子も小6の冬に4級合格。3月に3級を受けます。数学は出来るようになりましたが、実は小6の春まで文章問題がダメでした。数学の問題文を読んでも意味が解らなかったんです。そこで春から毎回30分間読解力の練習に取り組み始めました。短い文章を声を出して読み、要約文を書く練習です。簡単な文から始めました。それが次第に…(続く)
中学受験対策① 問題文にわざとらしく書いてある場合は
中学受験 · 26日 1月 2024
塾の小6にこの問題をやらせてみたら、1年間は12か月あり、7/1~9/1までは2か月間だから、2か月と12か月の比で中心角を求めました。つまり360°の1/6で60°と。実は、これ不正解なんです。では、なぜ彼は間違えてしまったのでしょうか。実は、問題文をさっと目を通しただけだったのです。問題文をもう一度ゆっくり読み直してみましょう。「わざとらしく1年間は365日です。」と書いてあります。つまり、「わざとらしく書いてあるのは意味があるからなんです。これを使わないと解けませんよ。これがヒントです」というメッセージなんです。このことは中学受験に限らず、高校入試、大学に入試にも通じます。問題文で目立つようわざとらしく書いてあるのは「これを使ってね」というサインだということを覚えてください。今回の問題では1年間は365日。細かく日数が表示されてるから7/1の0時~9/1の0時まで何日間あるか、こちらも数えましょう。7月は31日。8月も31日までありますよね。つまり2か月間とザクっと括るのではなく31+31=62日間で考え、360x(31+31)÷365=61° これが正解でした。

小6算数 問題②
中学受験 · 26日 7月 2023
小学生ですから、きちんと問題文を読んでないこと多々あります・笑。読んでる途中で「難しそう」と感じ「できない、こまった、どうしよう、と」自ら益々ハードル上げてしまうんです。今やってるのは平均点の問題。平均点って上下するんだよね。そこんとこさえ忘れなければ、そんなに難しくないはずです。問題①が解けるようになった児童は、この問題②も無事解けました。「あってる。」パチパチパチ「凄いね!」私は、いつも目いっぱい褒めちゃいます。これも忘れないように自宅で復習してきてね。

小6 算数 問題①
中学受験 · 20日 7月 2023
小6クラス(2名在籍)で、画像の問題をやってみました。まず、問題文を読んだら、図にしてみよう。平均点=その合計点 / その個数(人数)の式を見ながら、平均点 x その個数 = その合計点 と式変形できることを理解してもらいます。彼らは小学生ですが、弊塾では、わからない場所の□の代わりに文字X(エックス)を使ってます。「問題文で最終的に何を答えなきゃいけないの?今回は、クラスの人数は何人なのだから、クラスの人数だよね。じゃぁ聞くよ、クラスの人数は何人?5秒で答えて!」子供たちは焦って必死に答えようとします。でも、簡単にわかるわけないんですよね・笑。わからないから問題で問われてるんです。わからないときはXにしちゃえ。いっきに気が楽になるよね。なので、今回は「X人」が正解です・笑。ね、5秒以内で答えれるでしょ。 Xと□(しかく)とどっちを使いたい?と小学生自身に選ばせると大概の子は「X」と答えます。ちょっと背伸びしてみたいんでしょうね^^ 無事、二人ともこの問題が解けるようになったので、問題②に進みました。