二項定理、それと似た多項定理ってのもあるけど、これなんだっけ?正直いつ使うのかも含めよくわかんないよね。じっと眺めてると、あることに気が付きます。(カッコの中身)は、二つの物の足し算になってます。a + b とか、教科書によっては x + y とか。つまり、あるものとあるものの和の形になってて、それをn乗してます。まぁ、見たまんま言ってるだけですがw。でも、私はこれに気が付いちゃったので、このあとがとても楽になりました。いいですか、あるものとあるものの和のn乗ですよ。大事だから二度言いました。この型を見たら二項定理使えるかもと思い出そう。教科書では、このあと右辺にはCの足し算がズラズラ続いていきます。 つまり、コンビネーションの和では、二項定理を使うんですね。そう思うと、二項定理ちょっぴり身近に感じてきませんか。2つで二項定理だから、2つより多い3つ以上の場合が多項定理になるのか。なるほどと納豆。これで、謎のアルカタマリ^nを見たら、二項定理をつかっていきましょう。
高1生は、1月から数Ⅱに入ってます。コンビネーションの和は大丈夫ですか?二項定理って、暗記に頼るとなんでこうなるのかわからないまま使っちゃいますよね。しかも、順番もまちがえちゃったりして。(x + y)^n(チルダ^のnはn乗の意味です)って、つまり( x + y )のn乗は ( x + y ) x ( x + y ) x ・・・x ( x + y )と( x + y )とn回掛けてるわけです。そこで展開後の各項の形を考えましょう。つまり、全掛けのパターンで考えるのです。まず最初にx^nの組み合わせは1個しかありません。そりゃそうですよね。次第にxの項の個数は1個ずつ減っていきます。その代わりその減った個数分yのが追加されます。だって全部でn個の組み合わせ(かけたもの)がズラズラ出てくるわけですから。なので次に出てくるのはx^(n-1)・y^1の形の物です。これの場合の数を考えればいいんです。n個並べたときのy1個が入る場所を選んであげる。つまりnC1個分ありますね。同様にx^(n-2)・y^2なら少ないほうのyの箇所を選ぶ方が計算楽なのでnC2個だけ出てきます。